penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

春の祭典57 ケント·ナガノ

今日の1枚。「春の祭典」ケント·ナガノ指揮·ロンドン·フィルハーモニー管弦楽団(1990年12月録音。大地礼賛16分06秒、いけにえ18分31秒、計34分37秒)
ケント·ナガノ39歳の録音。割れたようなホルンの音は気になるが、迫力のある生き生きした演奏。昔、ケント·ナガノ氏がベルリン放送交響楽団と来日したコンサートを聞きに行ったが、きびきびした素晴らしい演奏だった。私は手もちぎれんばかりに拍手をしていたが、観客がホールの半分も埋まっておらず、しかもみんな薄い拍手だったので、演奏終了後そそくさとオーケストラを引き揚げて帰ってしまった。なんとも哀しく切ない気分で帰途についたのを覚えている。