カルミナ・ブラーナ10 ブロムシュテット
今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」ヘルベルト·ブロムシュテット指揮·サンフランシスコ交響楽団(1990年5月録音。58分11秒)
ブロムシュテット62歳の録音。
ソプラノはリン・ドーソン、テノールはジョン・ダニエッキ、バリトンはケヴィン・マクミラン、合唱はサンフランシスコ交響合唱団、サンフランシスコ少年少女合唱団。
バリトンは聴き応えがある。ソプラノはルチア・ポップやエディタ・グルベローヴァを聞いてしまうと、どうしても見劣りがしてしまう。致し方ないと思う。
ブロムシュテットは速めのテンポで躍動感がある。オーケストラと合唱団をまとめる能力は流石である。ブロムシュテットと言えば、同じサンフランシスコ交響楽団でニールセンの交響曲全集が忘れられない素晴らしい演奏だったが、そのすぐあとのこの録音ということで、聴き応え充分である。