penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

カルミナ・ブラーナ14 ティーレマン

今日の1枚。「カルミナ・ブラーナクリスティアン·ティーレマン指揮·ベルリン·ドイツ·オペラ管弦楽団(1998年10月録音。62分43秒)
ティーレマン39歳の録音。
ソプラノはクリスティアーネ・エルツェ、テノールはデイヴィッド・キューブラー、バリトンはサイモン・キーンリーサイド、合唱はベルリン・ドイツ・オペラ合唱団、ベルリン少年合唱団。
ソプラノのエルツェは、声を張り上げて力強く歌う。テノールキューブラーは伸びやかな歌声。バリトンのキーンリーサイドは軽く歌うところと朗々と歌い上げるところの対比が流石に上手い。
ティーレマンは全体としてゆったりと演奏している。第24曲などは特に遅い。間もたっぷり取っている。
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団と言えば、ヨッフムの名盤を思い出すが、全く別の演奏を聞いているようだ。好みによるが、私は熱量全開に爽快なテンポで突っ走るヨッフム盤に軍配を上げる。