penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

カルミナ・ブラーナ20 ペンデレツキ

今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」クシシュトフ·ペンデレツキ指揮·クラクフ·フィルハーモニー管弦楽団(1989年1月録音。64分45秒)
ペンデレツキ56歳のライヴ録音。
ソプラノはヴェンチェスラヴァ・フルーバ・フライブルガー、テノールはピョートル・クシェヴィチ、バリトンはロルフ・ハーフェンシュタイン。合唱はクラクフフィルハーモニー合唱団。
バリトンテノールは普通。ソプラノは声量がある。
現代音楽家、ペンデレツキの演奏である。ペンデレツキ、やりたい放題!第11、13、15、24曲はとても遅い。第18、22曲はとても速い。だが、その第22曲の休符が長い。第5曲のためときたら!第10曲は大きくテンポが揺れる。ライヴのせいか、第1、25曲の最後はオーケストラがバラバラ!!とんでもない演奏である。ただ、凡百の無味乾燥な演奏より面白味が半端なくあり、こういうのもありだと思ってしまう。そもそも俗な歌の集大成、カルミナ・ブラーナだから・・・