penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

カルミナ・ブラーナ24 メータ

今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」ズビン·メータ指揮·ロンドン·フィルハーモニー管弦楽団(1992年9月録音。60分27秒)
メータ56歳の録音。
ソプラノはスミ・ジョー、カウンターテノールはヨッヘン・コヴァルスキ、バリトンはボイエ・スコウフース。合唱はロンドン・フィルハーモニー合唱団、サウスエンド少年合唱団。
ソプラノのスミ・ジョーは最高音はか細いが、透明感のある美しい歌声である。カウンターテノールは高音を綺麗に歌っている。バリトンは表情をつけ過ぎない歌い方をしている。
メータは第5曲は速めのテンポで進めているが、あとは標準的かゆったりした演奏となっている。若い頃のようなぐいぐいオーケストラを引っ張っていく感じではなくて、均整のとれた演奏である。