penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

カルミナ・ブラーナ25 ハーディング

今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」ダニエル·ハーディング指揮·バイエルン放送交響楽団(2010年4月ライヴ録音。61分31秒)
ハーディング34歳のライヴ録音。
ソプラノはパトリシア・プティボンテノールはハンス・ヴェルナー・ブンツ、バリトンクリスティアン・ゲアハーヘル。合唱はバイエルン放送合唱団、テルツ少年合唱団。
ソプラノのプティボンは細い歌声に聞こえるが、最高音はホップステップジャンプで力強く歌う。テノールカウンターテナーのような高い声で高音を綺麗に歌っている。バリトンは軽く歌う時は細く、低音は太く歌っている。
ハーディングは第3曲をとても遅く演奏している。第22曲はライヴ録音のせいか、迫力が今一つである。第5曲など合唱とオケが合ってないところもあるが、ソツのない演奏をしている。ただ、34歳という若さでこんなソツのないまとまった演奏をしていていいのかとも思ってしまう。うまいのは分かるが、若いのだから、もっとハジけてもいいのではないのか!?うまいを個性にする年齢にしては若すぎる。