penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

カルミナ・ブラーナ26 ムーティ

今日の1枚。「カルミナ・ブラーナリッカルド·ムーティ指揮·フィルハーモニア管弦楽団(1979年3月録音。59分00秒)
ムーティ37歳の録音。
ソプラノはアーリン・オージェ、テノールはヨーン・ファン・ケステレン、バリトンはジョナサン・サマーズ。合唱はフィルハーモニア合唱団、サウスエンド少年合唱団。
ソプラノのオージェは最高音はか細いが、美しい歌声を聞かせてくれる。テノールは細い歌声で白鳥を表そうとしている。バリトンは朗々と歌っている。
若き日のムーティの溌剌とした演奏である。「おお、運命の女神よ」ではゆったりと歌わせているが、テンポは速めである。第2,5,10,11曲は特に速い。金管も派手に鳴らしている。かと言って、音楽が崩れているわけではなく、全体として均整のとれた演奏となっている。