penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

春の祭典98 モントゥー4

今日の1枚。「春の祭典」ピエール·モントゥー指揮·パリ音楽院管弦楽団(1956年10月録音。大地礼賛15分36秒、いけにえ17分11秒、計32分47秒)
モントゥー81歳、唯一のステレオ録音。ダイナミック·レンジは狭い。弦楽器が少なく感じる。迫力まるでなし。情熱のかけらも感じない冷めた演奏。初演者らしからぬ演奏。初演時は38歳だったが、これは81歳のときの演奏なので、致し方ないのかもしれない。これがモントゥーの解釈だと思ってほしくない。モントゥーは1945盤か1951盤を聞くべし。