penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

春の祭典114 ストラヴィンスキー2

今日の1枚。「春の祭典イゴール·ストラヴィンスキー指揮·ニューヨーク·フィルハーモニック(1940年4月録音。大地礼賛14分18秒、いけにえ16分25秒、計30分43秒)
ストラヴィンスキー57歳のモノラル録音。ソニーの初復刻、初CD 化で、この年代のものとしては、とても音が良い。作曲者ストラヴィンスキーの自作自演である。全体で31分くらいの速いテンポを意図して作曲したのがよくわかる演奏である。最近の指揮者たちは35分前後の演奏が多いが、作曲者の意図とずれているのではなかろうかと思わせる一枚である。ただ、「いけにえの踊り」は弦楽器がそろっていない。