penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

春の祭典111 オーマンディ

今日の1枚。「春の祭典」ユージン·オーマンディ指揮·フィラデルフィア管弦楽団(1955年7月録音。大地礼賛13分56秒、いけにえ15分47秒、計29分43秒)
オーマンディ55歳のモノラル録音。録音レンジは広い。おそらく発売された「春の祭典」のCDの中で、テンポが一番速い演奏である。トータルタイムが30分を切るのは、このオーマンディ盤とドラティ盤しか知らない。そのドラティ盤より速い。作曲者のストラヴィンスキーや初演者のモントゥーでも31分台なのにもかかわらず、である。とにかく、何かに追われているかのような演奏である。取り憑かれた演奏がお好きな方はどうぞ。