penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

春の祭典 まとめ

一旦ここで「春の祭典」CDのまとめをしたいと思います。あくまで『個人の感想』です。

今まで資料的価値のあるものも沢山紹介してきましたが、家で普通に聞くとなると、ステレオ録音以降のものを選ばざるを得ないでしょう。特に「春の祭典」のバーバリズム感、大編成オーケストラの迫力感を感じるためにも音質の良い録音が必須となります。

まずは、
《聞いておくべき基本となる名盤》
ピエール・ブーレーズ指揮クリーブランド管弦楽団(1969年録音。できれば輸入盤のほうが良い)
・・・1991年盤ではなく、1969年盤です!こちらが基本のキです。「春の祭典」とはこう演奏するのだというお手本となる名盤です。91年盤はさらさら流れすぎで迫力に欠けるところがあります。


その他、基本的な演奏を挙げておきましょう。
クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団(1975年録音)・・・個人的には一番好きな演奏です。


☆リカルド・ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団(1978年録音)
☆アンタル・ドラティ指揮デトロイト交響楽団(1981年録音)
☆アンドリュー・リットン指揮ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団(2008年録音)・・・意外にも(失礼)、リットンさんがいいのです。まあ、騙されたと思って聞いてみてください。

《とにかく大迫力、まるでオペラ》
ワレリー・ゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場管弦楽団(1999年録音)
・・・大迫力の歌劇を聞いているような演奏で、素晴らしいです。一聴の価値あり。


ジェイムズ・レヴァイン指揮メトロポリタン管弦楽団(1992年録音)
・・・まさしくオペラ!!!

その他挙げておきましょう。
ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団(2000年録音)

《2000年以降の決定盤》
★テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナ(2013年録音)
・・・2010年以降のものではこの演奏が群を抜いて良いです。テンポといいアンサンブルといい文句なしです。


その他、気になるものを挙げておきましょう。
ジョナサン・ノット指揮バンベルク交響楽団(2006年録音)
チョン・ミュンフン指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(2007年録音)
サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2012年ライブ録音)
☆フランソワ・グザビエ・ロト指揮レ・シエクル(2013年録音)

★★★結論★★★

★テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナ(2013年録音)が最高!!!必ず聞くべし!!!