penguin-nack’s diary

「春の祭典」など個人的に好きな音楽を気ままに綴っています。

コンサート

昨日、京響のコンサートに行ってきました。今年コンサートに行くのは5回目でした。

武満とハイドンのロンドンとそして春の祭典を聴きました。

指揮はカンブルランでした。アプローチは読響の場合と同じく、ゆったりしたテンポで進めていく演奏でした。特に最後の「いけにえの踊り」は1拍1拍確実に指揮をとっているところが印象的でした。

当たり前ですが、CDで聴くのとは全く違って、生の演奏は迫力満点です。改めて生の凄さを実感しました。生には機会があれば触れなければと思いました。

そのチケットの発売当日、8月25日10時にローチケで発券した時、A席は3階席しか無かったので、仕方なく購入しました。私は高所恐怖症で、ファビオ・ルイジのときも3階で気持ち悪い思いをしました。だから、嫌な予感がしていました。

案の定、会場が暗くなり、1曲目の武満が始まってから気分が悪くなりました。曲の途中でホールの外に出て、気分の悪いことを会場スタッフに告げ、階下の席に移動できないかと告げました。すると2曲目から2階の後方の席に案内されました。2階席は3階席と違い、気分も随分落ち着きました。

中休みとなり、その2階席で気分を落ち着かせていると、スタッフの方がさらに1階の端の席への移動を勧めてくださいました。勧めに応じ移動しました。
それで第2部の春の祭典を満喫できました。

演奏終了後、そのスタッフの方に感謝の言葉を述べ、S席との差額を支払うことを告げたのですが、「最後まで聴けてよかったですね。また来て頂ければ」ということで硬く拒まれました。その誠意と対応に大変感激しました。

その日は音楽の感激とスタッフの方の対応の感激の2つの感激に包まれながら帰りました。本当にありがとうございました!!!