2020-06-28 カルミナ・ブラーナ6 シャイー 今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」リッカルド·シャイー指揮·ベルリン放送交響楽団(1983年6月録音。59分08秒) シャイー30歳の録音。躍動感のある若々しい演奏である。ソプラノのシルヴィア・グリーンバーグの歌声は美しい。普通はテノールが歌う第12曲をカウンター・テノールのジェイムズ・ボウマンが担当している。白鳥の焼かれている感じは今一つだが、か弱い感じは充分に出ている。バリトンのスティーヴン・ロバーツは声質がか細い分、軽やかに聞こえる。ベルリン国立大聖堂少年合唱団は上品で良い。 第5曲、第10曲のファンファーレも華やかで、シャイーの推進力ある演奏が光るディスクになっている。