今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」リッカルド·シャイー指揮·ベルリン放送交響楽団(1983年6月録音。59分08秒) シャイー30歳の録音。躍動感のある若々しい演奏である。ソプラノのシルヴィア・グリーンバーグの歌声は美しい。普通はテノールが歌う第12曲をカウ…

今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」アンタル·ドラティ指揮·ロイヤル·フィルハーモニー管弦楽団(1976年2月録音。63分50秒) ドラティ69歳の録音。減り張りのある演奏である。ソプラノのノーマ・バロウズ、テノールのルイ・デヴォー、バリトンのジョン・シャー…

今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」アンドレ·プレヴィン指揮·ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1993年10月ライブ録音。62分58秒) プレヴィン64歳の録音。プレヴィンの新盤ライブ録音である。ロンドン交響楽団から19年後の録音である。旧盤同様、ゆったり…

今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」アンドレ·プレヴィン指揮·ロンドン交響楽団＆合唱団(1974年11月録音。62分38秒) プレヴィン45歳の録音。プレヴィンの旧盤である。ゆったりしたテンポで悠々と聞かせる演奏。バリトンのトーマス・アレンは安定している。ソ…

今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」クルト·アイヒホルン指揮·ミュンヘン放送管弦楽団(1973年7月録音。59分49秒)アイヒホルン64歳の録音。カール・オルフの薫陶を受けたアイヒホルンの名演。児童合唱団とテノールが物足りないのは否めないが、素晴らしい演奏…

今日の1枚。「カルミナ・ブラーナ」オイゲン·ヨッフム指揮·ベルリン·ドイツ·オペラ管弦楽団(1967年10月録音。56分09秒)ヨッフム64歳の録音。歴史的名盤。50年以上も前のものとは思えない、素晴らしい演奏である。速めのテンポでぐいぐい進めていく気持ち良さ…

本日、ファビオ・ビオンディ＆エウローパ・ガランテのコンサートに行ってきました。とてもいいコンサートでした。曲目は、第1部がコレッリ、ジェミアーニ、ロカテッリのコンチェルト・グロッソで、第2部がヴィヴァルディの四季でした。出だしのコレッリの美…

昨日、「次世代を担う未来の巨匠たち」のコンサートに行ってきました。川久保賜紀さんのヴァイオリンが特によかったです。曲目は、ブルッフのヴァイオリン協奏曲です。クールな立ち居振る舞いで始まりました。演奏も情熱的になり過ぎはしないけれども、歌い…

昨日、京響のコンサートに行ってきました。今年コンサートに行くのは5回目でした。武満とハイドンのロンドンとそして春の祭典を聴きました。指揮はカンブルランでした。アプローチは読響の場合と同じく、ゆったりしたテンポで進めていく演奏でした。特に最後…

一旦ここで「春の祭典」CDのまとめをしたいと思います。あくまで『個人の感想』です。今まで資料的価値のあるものも沢山紹介してきましたが、家で普通に聞くとなると、ステレオ録音以降のものを選ばざるを得ないでしょう。特に「春の祭典」のバーバリズム感…

今日の1枚。「春の祭典」エドゥアルト·ファン·ベイヌム指揮·アムステルダム·コンセルトヘボウ管弦楽団(1946年9月録音。大地礼賛15分14秒、いけにえ16分54秒、計32分08秒) ベイヌム45歳のモノラル録音。さすがにヒスノイズが多い。前半は「春の兆し～乙女たち…

今日の1枚。「春の祭典」ルドルフ·アルベルト指揮·セント·ソリ管弦楽団(1956年録音。大地礼賛15分36秒、いけにえ18分05秒、計33分41秒) アルベルト38歳のモノラル録音。モノラルにしては音が鮮明である。手に入りづらいCD ではあるが、一聴の価値はある。 セ…

今日の1枚。「春の祭典」オトマール·スウィトナー指揮·シュターツカペレ·ドレスデン(1964年録音。大地礼賛16分48秒、いけにえ18分33秒、計35分21秒) スウィトナー42歳の録音。録音レンジは広い。「春の兆し～乙女たちの踊り」「いけにえの踊り」はゆったりし…

今日の1枚。「春の祭典」ハンス·シュミット·イッセルシュテット指揮·北ドイツ放送交響楽団(1969年1月録音。大地礼賛15分33秒、いけにえ18分43秒、計34分16秒) イッセルシュテット68歳のライブ録音。1947年版。それぞれのパートが目立つ録音になっている。「…

今日の1枚。「春の祭典」イゴール·ストラヴィンスキー指揮·ニューヨーク·フィルハーモニック(1940年4月録音。大地礼賛14分18秒、いけにえ16分25秒、計30分43秒) ストラヴィンスキー57歳のモノラル録音。ソニーの初復刻、初CD 化で、この年代のものとしては、…

今日の1枚。「春の祭典」小林研一郎指揮·ロンドン·フィルハーモニー管弦楽団(2017年4月録音。大地礼賛16分31秒、いけにえ18分40秒、計35分11秒) 小林研一郎77歳のアビー·ロードでのスタジオ録音。録音レンジは広くない。トランペットが弱めに録音されている…

今日の1枚。「春の祭典」小林研一郎指揮·日本フィルハーモニー交響楽団(2000年3月録音。大地礼賛15分56秒、いけにえ17分46秒、計33分42秒) 小林研一郎59歳のサントリーホールでのライブ録音。録音レンジはそれほど広くない。全般的に速めの演奏。特に「乙女…

今日の1枚。「春の祭典」ユージン·オーマンディ指揮·フィラデルフィア管弦楽団(1955年7月録音。大地礼賛13分56秒、いけにえ15分47秒、計29分43秒) オーマンディ55歳のモノラル録音。録音レンジは広い。おそらく発売された「春の祭典」のCDの中で、テンポが一…

今日の1枚。「春の祭典」エフゲニー·スヴェトラーノフ指揮·ソビエト国立交響楽団(1966年5月録音。大地礼賛15分39秒、いけにえ18分26秒、計34分05秒) スヴェトラーノフ37歳の録音。ダイナミック·レンジは広い。ソ連（ロシア）では全般的にそうだが、ホールの…

今日の1枚。「春の祭典」ルドヴィク·モルロー指揮·シアトル交響楽団(2014年6月録音。大地礼賛15分46秒、いけにえ18分45秒、計34分31秒) モルロー40歳のライブ録音。「大地礼讃」はやや速めに、「いけにえ」は標準的な速さで演奏。迫力は欠けるところもあるが…

今日の1枚。「春の祭典」ヤープ·ヴァン·ズヴェーデン指揮·ニューヨーク·フィルハーモニック(2018年9月録音。大地礼賛16分37秒、いけにえ17分52秒、計34分29秒) ズヴェーデン57歳のライブ録音。ニューヨーク·フィルハーモニックの音楽監督になって2つ目の録音…

今日の1枚。「春の祭典」レオポルド·ストコフスキー指揮·フィラデルフィア管弦楽団(1929年9月録音。大地礼賛14分29秒、いけにえ17分31秒、計32分00秒) ストコフスキー47歳のモノラル録音。録音が古いだけあって、雑音が多い。テンポは速め。ストコフスキーは…

今日の1枚。「春の祭典」ペドロ·デ·フレイタス·ブランコ指揮·ナショナル交響楽団(1959年12月録音。大地礼賛15分21秒、いけにえ17分30秒、計32分51秒) ブランコ63歳のライブ録音。ポルトガルの指揮者。亡くなる3年4ヵ月前の演奏。ライブ録音のため、観客の咳…

今日の1枚。「春の祭典」ユージン·グーセンス指揮·ロンドン交響楽団(1960年2月録音。大地礼賛16分50秒、いけにえ20分58秒、計37分48秒) グーセンス66歳のステレオ録音。録音レンジは広い。「春の兆し～乙女たちの踊り」「いけにえの序奏」「乙女たちの神秘的…

今日の1枚。「春の祭典」フェレンツ·フリッチャイ指揮·RIAS交響楽団(1954年3月録音。大地礼賛16分03秒、いけにえ17分46秒、計33分49秒) フリッチャイ39歳のモノラル録音。音は良い。「春の兆し～乙女たちの踊り」は遅め。「乙女たちの神秘的な集い」の最後の…

今日の1枚。「春の祭典」エーリヒ·ラインスドルフ指揮·ロンドン·フィルハーモニー管弦楽団(1973年録音。大地礼賛15分54秒、いけにえ17分48秒、計33分42秒) ラインスドルフ61歳の録音。録音が良く、ダイナミック·レンジが広い。「春の兆し～乙女たちの踊り」…

今日の1枚。「春の祭典」エルネスト·アンセルメ指揮·スイス·ロマンド管弦楽団(1957年4月録音。大地礼賛15分40秒、いけにえ17分33秒、計33分13秒) アンセルメ73歳のステレオ録音。ストラヴィンスキーとは1歳年下の親友だったアンセルメ。ストラヴィンスキー作…

今日の1枚。「春の祭典」ルネ·レイボヴィッツ指揮·ロンドン·フェスティバル管弦楽団(1960年録音。大地礼賛16分54秒、いけにえ18分37秒、計35分31秒) レイボヴィッツ47歳の録音。音は良い。とにかく揃えよう揃えようとして、音を置きにいっている。それで迫力…

今日の1枚。「春の祭典」イーゴリ·ストラヴィンスキー指揮·コロンビア交響楽団(1961年1月録音。大地礼賛14分41秒、いけにえ16分45秒、計31分26秒) ストラヴィンスキー77歳のステレオ録音。自作自演。ストラヴィンスキーは多くの自作自演のレコーディングを残…

今日の1枚。「春の祭典」ロバート·クラフト指揮·ソビエト国立交響楽団(1962年9月録音。大地礼賛15分45秒、いけにえ17分43秒、計33分28秒) クラフト38歳の録音。録音レンジは広くない。とにかく音がよくない。ところどころ、そろっていないところもある。33年…